2021年11月20日
こんにちは。スマイルマリッジ湘南 結婚カウンセラーの椎木笑子です。
今日は私が婚活中に、お相手にいつ言おうとヒヤヒヤしたものをご紹介します。
結婚するに当たり、障害・問題になるものですね。4つもありました。
皆さんにはありますか?!
またお相手にあったら困る障害・問題と思えるものは何ですか?!
もしあれば、いつ・どんな風にお伝えしたら良いか、また全く無いと言う人も逆に言われたときのことを考えて読んでもらえれば・・と思います。
私には4大障害がありました・・・!
1、借金の残っているマンション
私は35歳の時、もしかしたらこのまま一生独りかもしれない・・と思い、好立地の新築マンションを購入しました。
もちろん一括で払えず、ローンを組みました。借金ですね。
お相手に「今は一人でマンションに住んでいます!」とは簡単に言えても、「分譲で借金がまだ〇千万あります。」とはなかなか言えませんでした。
この時、私が取った言動は、とりあえずお付き合いをしてみる。
結婚を考えるくらい深い仲になれたら言うし、聞かれれば素直に答える。でした。
でも一番大切なのは結婚後にどうするか?ということ。
私はこのマンションを新居としても良いし、売却して引っ越すこともできる。と決めていました。
このことまでお話しをすると、どの方も借金のことを心配する人はいませんでした。
借金があるとまずそれだけで心配だし、今後の生活設計にも関わることです。
きちんと自分で整理をしておいて、お相手に説明をし、納得してもらう必要がありますね。
2、両親がいて、しかも父は末期癌
障害という言葉を使うには抵抗がありますが、「結婚」「婚活中」に対してと受け止めてくださいね。
35歳で買ったマンションに独り暮らしをするも、1年後、両親が実家を手放し、一緒にマンションで住むことになりました。
その矢先、父の癌が発覚、持病のある母に代わって、病院の送迎や家事に追われ、私は当時勤務していた小学校を介護休職しました。
「マンションに両親と住んでいます。」だけでも言いにくかったですが、「父が癌です。」と言うことは、私にとって色々な意味で更に苦しい言葉でした。
その後、父は同居後半年で他界し、私は復職しました。
母と二人暮らしになり、親と同居という事実は変わりません。
『親と同居』が婚活中に意味するものは何でしょうか?
ちょっと厳しくいきますね。
子どもが自立していない。親が自立していない。
私はこのどちらかだと思います。
もう結婚相談所にお願いしたいと思う年齢になってまで同居しているのには、きっと理由があるはずです。
年齢を重ねれば重ねるほど同居したくて同居している親子は世の中いないのではないでしょうか?
ですから、きっとどちらかに何かしら理由があっての同居だと思うのです。
私の場合、両親、そして一人になった母親ですね。
同居というより、介護に近かったです。
放っておけませんでした。家から出すわけにもいきませんでした。
上にあるように、新居としても売却するとしても、簡単にはいきません。
実際は母と住んでいることについて、ここまで聞いたり話したりした人はいません。
でも自分が婚活中に言いにくかった・・ということです。
中にはきっともっと何かのご苦労を抱えられて同居されている婚活中の方もいると思います。
家族の話は自分は悪く言っても、他人から言われるのは気持ち良くないものです。
勝手な話ですが、とてもナイーブな問題なのです。
でも結婚をするということは家族になることです。
お互いにお互いの家族を受け止め、また自分を受け入れてもらう必要がありますから、ここは慎重にきちんとお話をしていく必要があると思います。
3、宗教に入っている
私の両親は宗教に入っており、私は生まれたときから必然的に選択肢もなく宗教に入っていました。
子どものときは何も考えずいたものを、歳を取り世界が広がるにつれて、自分の意志でない宗教に入っていることが不思議になり、その内、嫌とまではいかなくてもそれに近い感情を持ちながら生きていました。
それでも辞めれば親は悲しむと思うと、今なお未活動・信仰心もないながら宗教に入っている状態です。
婚活当時、その状態をどう説明するか、理解してもらえるか、不安でした。
私にとっては不安要素の一つになる・・・その時点で何か特定の宗教に入っているということは、婚活の妨げになると、既に婚活に苦戦していた私には感じられました。
宗教の有無は、一緒に入信をする・そこは夫婦でもそれぞれと割り切る・信者は無理、または信仰心が無い人は無理・・・このどれかになると思います。
信仰に限らず自分が誇りを持っているものなら堂々と宣言をし、お相手を勧誘することも悪くないと思います。
また夫婦になるとは言え、そこはやっぱりどうしても無理で、自分だけ入ったり相手だけ入ったり・・も選択肢の一つです。
折り合いがつかず、いっそもう結婚自体やめてしまう、、残念ですがそれもまたあることと思います。
宗教は難しい問題です。
だからこそ、最初からきちんと話し、お相手からの理解や納得が必要だし、もしそれで破談になってしまっても誰が悪いわけではなく、仕方がなかったと思わずを得ないところだと思います。
4、犬を飼っている
最後はこれです!
私には婚活当時からチワワの雌を飼っています。
妹のようにかわいがり、毎日散歩をして、寝る時もいつも一緒です。
もちろん障害なんて思ったことはありません。
私は小さい頃から動物が好きだったのですが、唯一猫だけはアレルギーがあり触ることすら出来ません。犬は大丈夫なのに、猫のあのフワフワした毛は私の全身を痒くさせ、荒れたり腫れたり・・くしゃみや咳も止まらず、私には凶器になるのです。
結婚した今もチワワと一緒に居られていますが、
もし夫が犬アレルギーだったら・・・?
もし夫が猫を飼っていたら・・・?
もし新居がペットNGの物件なら・・・?
独り身のときには癒しや支えになっている存在も、必ずしも相手や新生活にそうなるとは限りませんよね。
障害なんて言葉を使いたくないかわいい存在ですが、
新生活に一緒に連れていくか・やむを得ずペットを手放すか・結婚をやめるか、、、
これも選択を迫られる難しい問題です。
以上4つが婚活をしていた当時の私が、お相手にお伝えしなければならない・でも言いにくい問題事だったのですが、皆さんはいかがでしょうか。
これ以外にも、ご自身に何か病気があるとか、過去に何かがあったとか、人に言えない趣味があるとか、何かしら言いにくいものがある方がいると思います。
恋愛ならそれらをもう知っている上で、なお「好き」だから、それらすら支えたいという気持ちが持てます。支えないにしても、それ以上に「好き」でカバーができます。
お見合いでは、まだ根底になる「好き」がないことからスタートになるので、ちょっとしたことでも交際さえ発展しないことがあります。
自分には大切なものでも、結婚にとって障害・問題と思われるものを一生持ち越したいのならお相手の理解・納得が必要です。
理解・納得が得られず、それでもお相手を選ぶなら、自身の周りを手放す覚悟が必要です。
昔、独身の時に家とペットは持つな!(結婚の邪魔になる)
と言われたことがあります。
なるほどなぁ~・・・と今なら本当に深く頷けます。
私自身が結婚に苦労をし、更に自分が抱えていたものもあったので、もし皆さんが何かを抱えていたら・・との思いでこのブログを書きました。
自身にとっては障害なんかではなく、大切なものかもしれませんね。
全てをスッキリ・一気に・気持ちよく解決することが難しい問題もありますよね。
また解決という解決がないものや時もあるでしょう。
何でも話してください。
糸口はきっと見つかります。
どう伝えれば良いか、どう受け止めれば良いか、一緒に考えながら前進したいですね!
今回は私の障害・問題でした。
次回は世間一般的な目線での、婚前と結婚後の大切な3Kをお話しますね!