2022年06月15日
こんにちは。スマイルマリッジ湘南 結婚カウンセラーの椎木笑子です。
私は婚活に10年かけ、その中で紹介や合コン、マッチングアプリや婚パ、結婚相談所・・・とありとあらゆる方法で1000人以上との出会いを経験しました。
その中で、最も最悪だった出会いをお話ししますね。
ただお話しするだけでは、「へ～。・・・で？」なので、その経験から、いかに短期間で男を見抜くかをお話します。
マッチングアプリで私に申し込んできた当時30代後半の男性がいました。
彼は横浜在住、都内に勤める銀行員で年収約1000万、ゴルフが趣味で、スラリとした身長でドライバーを振り上げるオシャレな後ろ姿を写真に使っていました。
チラリと見えるような見えないような小さな横顔が少し子ザルに見えました。
年齢も年収も私の希望条件に申し分なく、ウキウキしながら『OK』の返信をしました。
この当時のマッチングアプリでは、まだこの時点でお互いの連絡先は教え合っておらず、アプリを通してのやり取りが続きました。
会うまではあまりやり取りをしたくない私にとって、ちょっと物足りない子ザルとのやり取りはそこそこ好印象でした。
どちらともなくお互いに「会ってみようか？」となり、待ち合わせ場所に驚愕・・・
当時私は茅ヶ崎在住、子ザルは横浜在住だったので、てっきり間の藤沢・戸塚、行っても横浜かと思っていたら、なんと「渋谷」。
なぜ・・・。
少し考え、子ザルの勤務地に近く、定期があり、良いお店を知っているのかも・・・と無理矢理淡い期待を抱くことにしました。
本音は、渋谷か・・・。でした。
でもね！たかが待ち合わせ場所！！
こんなことで棒に振り、もし良いお話だったらもったいないですもんね、私はせっかくの渋谷だし、帰りは１人で買い物もしてみよう！と行くことにしました。
真夏の渋谷、慣れないヒールに土地、それはもう待ち合わせ場所に行くのも一苦労でした。
時間になっても現れず、スマホを見るとアプリから通知。
「待ち合わせ場所を○○ビルのエレベーター前に変えましょう。」
は？！なんで？！
この待ち合わせ場所に来ることも一苦労だったのに、突然、しかも何の理由もなく、そしてまた全然違う場所への変更にさすがにイラッとしました。
変更先は駅の反対で、抜け道があるのかも分からない私はまた駅に戻り、人に聞きながら炎天下の中、新たな待ち合わせ場所に着きました。・・・いない。
・・・エレベーターが同じフロアに２カ所ある・・・。どっち？
面倒ながらアプリのやり取りでやっとご対面、変更に何の悪びれも見せず、「思ったよりかわいいね。」と言われたことに一瞬怒りを覚えました。
私は思った通り子ザルだね。と思いましたが、気持ちは第一印象云々より変更の疲れが占めていました。
とりあえずどこかに入ろうと、ビル内を歩くも、ランチ間際でどの店も混雑。
なぜ変更した？なのになぜ予約してない？ってゆーか何なのこの人？
歩きながらイライラが止まりません。
やっと入れた喫茶店では、席に通され水が運ばれきたところでまた突然
「ちょっとトイレに行ってくるね。」
なんだか、嫌な予感がするようなしないような、、、
トイレにしては長い・・・アプリから通知・・・
「用事を思い出したので帰ります。」
え・・・！！！！！！！！！！！！！！
置き去りにされました。
アプリで知り合い、会う約束をし、なぜか渋谷に待ち合わせとなり、行った待ち合わせ場所では急に場所変更され、２カ所あるエレベータですれ違い、やっと会え、空いている店を捜し歩き、店に入った矢先トイレに行かれ、そのまま店に一人置き去りにされたのです・・・！！
こんなことある？！
私は汗だくになった頭皮丸ごと頭が真っ白になりました。
お店に対してどうしよう・・
この先どうしよう・・
ってゆーかあのヤローどこ行った！！
一瞬色んなことが汗だく頭をよぎりましたが、すぐにカバンを抱え、店員に詫びを入れ、猛ダッシュで店を出て、ビル内を走りました。
どっかで面白がって私を見ているのかもしれない。
あのヤローとっ捕まえてビンタしてやる！！！！
私の闘争本能が疲れた脚を走らせました。
探してももちろんいませんよね。
もうとっくにトンズラでしょう。
右も左もわからないビルを走り回り、足にはマメができ、疲れました。
お腹も減りました。
私は買い物も何もせず、トボトボと駅に向かい、電車に乗り帰りました。
前に座った家族連れ、お母さんもお父さんも私より若い、真ん中には小さな女の子。
女の子は嬉しそうで、ポッチャリしたお母さんは幸せそうで、少しやせ気味のお父さんは優しそう。
私より若いのに、私より早くて、私より幸せそうで・・・
なんで私はダメなんだろう・・・
なんで頑張ってもできないんだろう・・・
何がダメなんだろう・・・
その日のあの光景を私は今でも覚えています。
悲しくて惨めで、寂しくて一人で、、、あの時のあの気持ちは一生忘れないと思います。
ちょっと長くなりましたが、私のもはや事故ともいえるこの出会いはいかがでしたか？
こんな事故はそうそう無いと思いますが、現実です。
ここで私の最大の失敗がありました。
ここは見抜くべきところでした。何だと思いますか？
待ち合わせ場所です。そして変更したところです。
私が茅ヶ崎、自分が横浜なのに、２人の間を取らず、さらに遠くなる待ち合わせ場所はおかしいですよね。
しかも突然の変更は、おススメの場所があるなら別ですが・・・ご覧の通り、おススメも何も二人で無駄に店を探し彷徨っていますからね。変更の意味がありません。
渋谷はおそらく休日出勤を兼ねたいのか彼の勤務地に近かったのでしょう。
場所も大方、店どうこうより自分がただただ行きやすかったのでしょう。
このクソ子ザルがっっっっっ！！！！！
今、思い出しても腹が立つやら、本当にこんなのが人として存在するんだと悲しくなるやら・・ですが、今、こうして相談所側となってみると
・マッチングアプリがそもそも怪しい
・大体その人の勤務地や年収年齢、本当？
・待ち合わせ場所に相手を思う気持ちを全く感じない
・突然変更なんて身勝手すぎるし、予約もしないで勝手に変更してまた歩かせるなんてゲスのクズ
・置き去りなんて犯罪者なみ。
といったところです。
置き去りは実際会ってみないとわからなかったことですが、待ち合わせ場所が渋谷の時点でちょっとおかしいな・・・の違和感を淡い期待に変えている場合ではなかったのです。
また場所を突然変更されたところで、そこでも「行けない。」とゴネてみるとか「ならもうやめよう。」とか自分で自分を守ることができたかもしれません。
せっかく希望条件の人だし、、せっかく渋谷まで来たんだし、、こう思ってしまった私の最大の失敗です。
マッチングアプリでももしかしたら良い人はいるかもしれません。
マッチングアプリじゃなくても、悪い人はいるかもしれません。
どんな出会いでも、成婚に向けてお手伝いがしたいと思っています。
落ち込んだ時には私の失敗話を聞いて元気出してくださいね！まだまだたくさんあります。
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