2022年08月30日
こんにちは。スマイルマリッジ湘南 結婚カウンセラーの椎木笑子です。
当相談所では夏の終わりに、この夏の成果として交際に進まれる会員さんが多く居ます。
ホントによく頑張った！よく勇気を出した！！やったね！！！と私も一緒に大喜びをしています。
さて、今回はそんな喜ばしいこと・・・祝い事の報告について引き続きお話をしていきますね。
前回、自分の祝い事を友人に話すときは、その友人が今、どんな状況なのかよく見極めてほしいとお伝えしました。
友人の祝い事を聞かされ受け止める側にも、単純に喜んでくれる人・ヤッカミやネタミとまではいかなくても素直に喜べない人（自分もそうなりたい／なりたかったけど、まだ出来ていない／出来なかった）、家族の様に本気で喜んでくれる人（それらの祝い事を自身は成し遂げた人に多い）がいるとお話しをしました。
そして、私自身は心が狭いと言われようが、なんと言われようが、独身時代は自信を持って、他人の結婚や幸せを素直に喜べない人間だった言い切れます。も、お話しました。ふふふ・・・！
残念ながらそんな私みたいな人間が世の中にはたくさんいます。
それでも、そんな人間を友達と思い、是非報告をしたい！一緒に喜んでもらいたい！この幸せを共有したい！！と言うのであれば、それにはかなりの注意が必要です・・・！
でもそのやり方はいたってシンプル。何だと思いますか？！
まずはライン（メール）でお知らせをする
です。
いきなり電話や、会ってお伝えする関係性もあると思いますが、思い当たる友人にならこの伝え方が一番です。
だってもし自分が成し遂げられていない、成し遂げられなかったことを友人が出来た！と聞いたら、まずは何を思いますか？！ショックですよね？まともな人なら単純にまずはショックを受けると思います。
『えっ・・・。』
それから少し時間が経って、『あぁ～そうなんだぁ・・・。』
またもう少し時間が経って、『あっ・・・おめでとぅ～・・・！か。』ですよね・・・？！
心の内にそんな流れがあるのに、いきなり笑顔で「会って伝えたかったの！」と言われるより、ラインやメールで言われた方が良くないですか？
・ショックを人知れず一人で和らげることができる
・どうお祝いしようか考える時間がもらえる
絶大な２つの効果があります。
よくいたんです。『会って伝えたかったの！！』って言うバカが。あら、ごめんなさい！
でも正直、会ってまで伝えるような相手なら、わざわざそんな機会を作らなくても日ごろから会っているわけで、聞かなくても把握できる立ち位置かと思います・・・。
そうです、あまり親しくもないのに、自分の祝い事を言いたいが為だけの人に限って、そういう突発的で自己中的な祝い事の報告を押し付けてくるのです、しかも会ってまで・・・。いらない！！
そしてホントにご迷惑な伝え方をします、、、こういう浮かれポンチは。
さも、友人だからこそ！感を出してきます。“会って伝えたい”だの“一番に言いたかった”だの、やたら特別感を押し付けてきます。「私たち親友だよねー！？」に似ています。
私はこの手の人たちを友人のフリした敵とみなします。
ボスキャラよりいじめの主犯より誰が見てもわかる不良より、、、何よりも厄介な存在です。
私に、結婚や出産の報告をしたい友人でこんな人がいました。
迷惑1、「ちょっと会いたいんだけど、どうする？」・・・ん？会いたい？何だろう？で、どことかいつとか色々私が決めるのかな？みたいなね。
迷惑2、会っても、肝心なことを最初はなかなか言わず、その内ポロリポロリと小出しにひけらかしてくる。その内『ちょっと』のはずなのに結構長く話したがる・・・わかった、わかった、今日はその話だったのね、はいはい良かったね。いちいち前置き長いな。帰りたいな。みたいなね。
迷惑3、その日トータル的に考えて、なぜか自分が損している・・・『話したい』と言われた側の私なのに、なぜか車を出したり、家にあげてお茶を出したりして、なんだか色々大損している。みたいなね。
どう考えても、なぜか腑に落ちない・・と言いますか、手放しで喜べない・・・と言いますか、、、聞いたときはもちろんお祝いを述べても、時間が経てば経つほどモヤモヤ感が残りました。
これが私の器量が狭い！の一言で片付くならそれはそれで良いのです。認めましょう！
ですがこのような報告をされると、友人に自分の祝い事を報告するって何の意味があるんだろう？とまで思います。
１つは、今まで心配・応援してくれた人にお礼を兼ねて報告をしたい・・・ですよね。全てそうであってほしいものです。
でも、それ以外の方がきっと世の中は多くて、受信側をネタミ・ヒガミ・器量が狭いくくりにするなら、発信側は単なる自慢・マウンティングになり得る形が最近目につきます。
自分の祝い事を友人に報告するときには、一定の歳を重ねた方々は単純に「聞いてー！」という年齢ではないわけですから、受信側の気持ちや近況も考えてお知らせした方が良いと思います。
家族の様に、幸せを一緒に本気で喜んでくれる友人・知人はいますか？ほとんどの方がいないと思います。そしてそれが当然です。
それでも自分の祝い事を報告したい！のであれば、それを聞いてくれる、祝ってくれる、幸せを喜んでくれるような伝え方が出来ると良いですね。
その友人知人の近況も少し頭の隅に入れて、お伝えする・・・それくらいの心配りができないならいっそ報告なんてせず、ひっそりとしっかりちゃっかり幸せになってれば良いのです。
誰にも何も言う必要はありません。
こういうことを言うと、じゃ今のSNS時代、どうなわけ？！みたいに無駄に絡んでくる人がいますね。私が今日お話をしている『友人に報告』と『SNS等で万人に向けて幸せ！おいしい！楽しい！をアピール』とでは根本的に全く違う話です。
『友人に報告』は、確たる友人という受信者がいて、しかも今後も何かしらでつながっていかざるを得ない関係です。特に受信側は、聞いた以上、言葉なり形なり祝わなければと思わされますよね。
『SNS等で・・・』は見ても見なくてもOK、返事もいらない、その名の通りただの自己満足なアピールに留まります。
今となって、私は結婚相談所を開業し、会員さんの成婚の為に応援し、会員さんが幸せになった時にはホントに嬉しい気持ちになります。
ただ、自分自身が結婚に苦労していた時は、他人の幸せを素直に喜べない自分がいたことも確かです。
そして、今現在も、仕事内・以前の職場内・ママ友内…色々な人間関係を築いている中で、よくよく考えれば、嫌な報告の仕方をする人も少なからずいます。
幸せは人に祝われると倍増します。
でも言い方一つ・やり方一つで、全く祝われずむしろ疎遠になることもあります。
せっかく掴んだ幸せです。
どうせ報告をするなら、報告をした全てのみんなに喜ばれ、祝福されたいものですよね！
成婚のお手伝いもするスマイルマリッジ湘南ですが、成婚後のお手伝いも喜んでさせていただきますからね！
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